2011年10月2日日曜日

思ひ出迷子





現在の福岡三越の1階が かつてバスセンターだった17年前







区画整理前の この高架下に在った靴修理屋さんから




私はリペア職人としての生活をスタートさせました







標識の白いポールの所が当時の その店の出入り口だった所です




店舗というよりは およそシャッターの付いたプレハブの物置小屋




研修1ヶ月後には手先の器用さから独りで この店を任せて貰いました




前に1歩 横に2歩・・・な狭い店内でしたが




福岡では伝説的な この店の1日の平均来店数は常に3桁




昼メシを食べる暇もない程の忙しさです




更に都会の高架下のビル風は とても強く




空調の無い吹きさらしのプレハブの物置小屋は




夏場は街の熱風が吹き抜けて行くので非常にムシ暑くて




冬場は着ている軍物のコートの肩や背中に積もる




そんな雪を払い落としながらのリペア作業でした




作業中 指が凍えて釘が数分で打てなくなるので




軍手の指先だけを切り取り2枚重ねで付けていたものです




体脂肪の低かった私にはとても辛く感じたのを思い出します







本日 独立開業11周年目を迎えたランチタイムのひととき




時を超えてコートの肩に雪を積もらせていた




若かりし頃の自身に久々に逢いに行って来ました♪




やはり彼は とても寒そうでした(笑)









大川
STOMP/ストンプ
福岡・天神の靴修理屋さん











0 件のコメント:

コメントを投稿