現在の福岡三越の1階が かつてバスセンターだった17年前
区画整理前の この高架下に在った靴修理屋さんから
私はリペア職人としての生活をスタートさせました
標識の白いポールの所が当時の その店の出入り口だった所です
店舗というよりは およそシャッターの付いたプレハブの物置小屋
研修1ヶ月後には手先の器用さから独りで この店を任せて貰いました
前に1歩 横に2歩・・・な狭い店内でしたが
福岡では伝説的な この店の1日の平均来店数は常に3桁
昼メシを食べる暇もない程の忙しさです
更に都会の高架下のビル風は とても強く
空調の無い吹きさらしのプレハブの物置小屋は
夏場は街の熱風が吹き抜けて行くので非常にムシ暑くて
冬場は着ている軍物のコートの肩や背中に積もる
そんな雪を払い落としながらのリペア作業でした
作業中 指が凍えて釘が数分で打てなくなるので
軍手の指先だけを切り取り2枚重ねで付けていたものです
体脂肪の低かった私にはとても辛く感じたのを思い出します
本日 独立開業11周年目を迎えたランチタイムのひととき
時を超えてコートの肩に雪を積もらせていた
若かりし頃の自身に久々に逢いに行って来ました♪
やはり彼は とても寒そうでした(笑)
大川
STOMP/ストンプ
福岡・天神の靴修理屋さん
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