私の母方のジイちゃんは提灯職人だったらしいです
一夏の盆提灯で約1年分の年収を稼ぎ出し
残りのシーズンは もっぱら酒のラベルのデザインや
当時にしては珍しい素材の籐を輸入しては
籐家具を制作してみたりと ジイちゃんは相当に
クリエイティブな余暇を過ごしていたらしいのです
更には近所の子供達の為に提灯の余った竹で竹とんぼを作り
子供達に配っては喜ばれていたらしいとも聞いています
さて そんなジイちゃんの生き写しとまで言われた
ジイちゃんと顔が瓜二つの
孫の私といえば一年 通して余暇も お金も無いけれど
踵のパーツどうしを繋ぎ止める皮膜上の薄いラバーや
裁断したソールの廃材位なら 毎日たくさん余ります
そんな廃材達を見て
ジイちゃんに あやかりたい・・・と思った私
店に やってくる子供に喜んでもらおうと
数年前ですが廃材を利用して小物を作ってみました♪
何故か子供達は私の顔と廃材で作ったモノを見て
わんわんと泣き出してしまいます
オヤオヤ・・・
泣く程 嬉しいのだナ☆と個人的には解釈する様にしています♪
大川
STOMP/ストンプ
福岡・天神の靴修理屋さん